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5.24.2012

白いクレマチスをジュエリーに


初夏のすがすがしい季節に、PLANT / PLANTに新しいジュエリーが並びました.


真っ白なクレマチスのつぼみが、コロンと下がる可憐なネックレスとピアス.


色鉛筆で描いたような白、 つぼみから のぞく プチプチとしためしべ、

童話の中に出てきそうな? なんともキュートなクレマチスです.







 真っ白エナメルのシリーズはネックレスとピアスのお揃いも登場しました.

小さなダイヤモンドとエナメル使いは繊細なイメージなのに、とっても存在感があります.

初夏らしい、さわやかなPLANT / PLANTの新作たち、ぜひお店に見に来てください.



new arrival→ http://www.plant-plant.jp/works/newarrival.html


4.21.2012

ペアシェイプ・アクアマリンとオニキスのネックレス



驚くほど大きなペアシェイプのアクアマリン.


Sさまがお持ちになった宝石はどれも、私の予想を超えた素晴らしいものばかり.

そんな、まさに ”プレシャス” な宝石を前に、どんなジュエリーにしようかナ、と考えます.



この大きさですから、ジュエリーもかなり大振りなものになります.

それでも、

この瑞々しい透明感を そのままあらわしたような、軽やかなネックレスになるよう デザインしました.






唯一、

大きな石ゆえに、テーブル面から下が透けて見えてしまうという問題点も.


そこは職人の知恵もお借りして・・・透けても美しい石枠をつくることにしました.


どうでしょう.

石に深みも出て、とってもいい感じに仕上がって一安心です.






アクアマリンとホワイトゴールドの組み合わせは、

王道ですが裏切らない美しきコンビです.


そこへ あえて、黒い石を合わせて、クラシカルになりすぎず、モードな印象に仕上げます.


お客様のご要望で、マットなオニキスをセレクト.

ぐっとモード感がアップしました.








フォトジェニックすぎて、何枚も、何枚も夢中で写真を撮ってしまいます.


デザインの段階から、

どんなお洋服に合わせようかしら、と楽しみにしてくださっていましたが

お渡ししたときに さっ と、そのまま着けてお出掛けになった様子がとっても素敵なSさまでした.



4.12.2012

植物、研究?




たとえば 


スイスの小さな町の朝市で.


ハーブ棚に並んだ8フランの値札と、曲線のシルエットが繊細な葉っぱは


ぐっとくる組み合わせなのです.







たとえば


パリの植物園でみつけた、


マメ科の葉みたいな葉っぱをいっぱいに茂らせた木、デカリー.


よーく見ると、葉柄(ようへい)といわれる茎の部分も細い葉になっているのです.


細かいところまで ”よくできてる感”に、やっぱり ぐっときちゃうのです.






たとえば


これでもかと茂っていたプラチーナの群生.


植物らしからぬ、瑞々しくない質感もイイ、


伸びる葉が 絶妙に均衡を保って 空間を埋める感じもイイ.







学術的な植物研究所は どこへやらと飛んでしまい、


世界のあちこちに行っては、


ついつい かたちの完成度に惚れ込んで、追いかけてしまうのが


PLANT/PLANTなのです.



4.02.2012

PLANT / PLANT と うま


PLANT / PLANTには、馬が ひっそりと、どこかに隠れています.


どこか未開の地へ、植物を採集しに行くには欠かせない相棒ってことで.

大事な脚です.



うま  自転車  電車  飛行機  ロケット 


いつもつい気になるものを並べてみたら、不思議とそれは遠くの場所へ連れていってくれる乗り物でした.


未開の地という響きだけでもわくわくしますし、

見たこともない景色を見に行くことは、今も昔も変わらず、至上の贅沢だと思うのです.


もう何十年かしたら、ロケットが相棒になっていたりして.

そんな日が来たら夢のようですけど.


いまは一先ず、馬で遠くへと冒険していた人たちへ

思いを馳せてみることにします.


3.26.2012

パリの古生物・解剖学



ここは、パリのGalerie d'anatomie Comparee et de Paleontologie/古生物・解剖学博物館.


化石好きが入ったら、なかなか出てくることができない危険な場所です.

だって この 骨格標本、クールすぎるでしょう!



そのむかし、父が海外出張のお土産にとくれた

小さなサンヨウチュウの化石を 手にした時のことを今でも覚えています.


それが未だに 机の引き出しの中に入っていて、

綺麗な紙や、アンティークのボタンなんかと一緒に PLANT / PLANTの資料になっているのだから

可笑しなものです.



机の引き出しに そのサンヨウチュウを見つけるたびに

ふと、過去と今が繋がってると思う 不思議な瞬間に出会うのです.






ここ 古生物・解剖学博物館へ来ると、

遠足で来ているパリのキッズを押しのけて (しつれい!)

ガラスにぶつかりそうなくらい近づいて シャッターを切り続けてしまいます.



Galerie d'anatomie Comparee et de Paleontologie/古生物・解剖学博物館

メトロ10号線Jussieu駅からいつも行く 7号線Place Monge駅からもOK



3.21.2012

ガラスのある実験室


ガラス瓶.

綺麗な緑のガラスに、かすれたラベルが、いかにも過ぎた時間を思わせます.



くすり瓶、インクボトル、薬品入れ、

実用的で事務的、どこか実験室にあるような瓶がいい。



それでも

ガラスのとろりとした光の溜まりが

機能美だけではない、優美さを残していて

そこに、一つの空間が広がる感じがするのです.






ひとつ、ひとつ、小さな空間を集めるように、色んなところから来たガラス瓶たち.


むかし むかしの実験室、

きっとこんな風景だったんだろう、なんて思いながら

ジュエリーを まぎれこませたり してみるのです.


3.16.2012

クレマチスの丘へ


クレマチスの丘へ行ってきました.


この、フォステリア系は、ふわりと下がるつぼみは もちろん、葉のかたちが とっても美しく

PLANT / PLANTのデザインにも、たびたび登場しています.



クレマチスの丘にある IZU PHOTO MUSEUM の

『荒木経惟写真集展 アラーキー』 オープニング対談を

観に行っていきたのですが、


もう一つ、どうしても行きたかったワケがあるんです





PLANT / PLANTのジュエリーがクレマチスの丘ミュージアムショップで見られるのです!




ダークブラウンのウッドと、真っ白いブリザーブドフラワーのディスプレイ.

こんなディスプレイのバージョンも素敵ですねー.


クレマチスの丘ミュージアムショップNOHARAは、本がすごく充実していて、

いつもつい、夢中になって本を手取って、ショップから出て来られなくなるのですが・・・・


そんな中にひょっこりとPLANT / PLANTも並べてもらっています.



クレマチスの丘:

静岡県三島にありますが、

休日に少し足を延ばすと、充実すぎるくらいの時間がすごせますので、とってもおススメ.

ちょっと優雅に過ごしたい方は、ぜひ リストランテ・プリマヴェーラの予約を.

3.11.2012

エメラルドの草葉リング


Sさまから、とっても美しいエメラルドの石をお預かりして、

リングをお作りしました.


PLANT / PLANTらしい、草葉のしげるゴールドのリング.

深いエメラルド・グリーンには、K18のはっきりとしたイエローゴールドがとてもよく似合います.






吸い込まれるように 深く 透明なグリーン.

こんなに綺麗なエメラルドを扱うのは、初めてです.

つい、石の魅力に惹きこまれて、ドキドキしながらデザインをしていました.



小さな世界に、立体的に生い茂った葉を

一枚一枚、少~しづつ 倒しながら石を留めていきます.

ここまでの繊細なジュエリーは、計算され尽くされた職人の技なくしてはできないものです.



オーダーされたお客さまのアイディアと、

職人の技と、PLANT / PLANTのデザイン.


どれもが揃ってこそ出来上がる、PLANT / PLANTのオーダージュエリーですが・・・


その間に入って、デザインを考えているデザイナーが一番、

楽しませていただいてるのかもしれません.


3.07.2012

トランプ大会のお誘い


南川史門 「スペードのエース、セブン、キング」 展

3月11日で終了します.


オープニングでは、南川史門さん製作のトランプで遊ぶべく

アーティストを交えてトランプ大会をするという 楽しい企画がありましたが、

どうやら、11日のクローズでも、また ”ヤル” らしいです.


CAPSULE にて 19:00~ トランプ大会


あまり広く告知するようなイベントではないのですが・・・・

ご近所のかた、ちょっと通りすがりの方が、まぎれ込んでるのも また

三宿らしくていいのではないでしょうか.

3.04.2012

にょきにょき系 サボテン


また ヘンテコな植物が届きました.


植物に水玉? そもそも このカタチなに??

接ぎ木は人の手によって施されますが、そこに自然発生的にコドモが生えたりして、

誰かの美意識と、自然物が、もうなんだかヘン~な感じに混ざっちゃってます.


ナンとも言えない、このにじみ出る 存在感...



こーんなキュートなサボテンも.     


とある植物屋さんから入れてもらっていますが、

PLANT / PLANTのお店にぴったりの、自然造形の美しさを発散しまくりの、

個性的すぎるサボテンばかりです.



今回は”にょきにょき系”ばかりを5鉢、入荷しました.


一度見たら、気になってしかたがないかも、ですが・・・・ ぜひ、お店で手に取ってみてください.




叢 http://qusamura.com/