たとえば
スイスの小さな町の朝市で.
ハーブ棚に並んだ8フランの値札と、曲線のシルエットが繊細な葉っぱは
ぐっとくる組み合わせなのです.
たとえば
パリの植物園でみつけた、
マメ科の葉みたいな葉っぱをいっぱいに茂らせた木、デカリー.
よーく見ると、葉柄(ようへい)といわれる茎の部分も細い葉になっているのです.
細かいところまで ”よくできてる感”に、やっぱり ぐっときちゃうのです.
たとえば
これでもかと茂っていたプラチーナの群生.
植物らしからぬ、瑞々しくない質感もイイ、
伸びる葉が 絶妙に均衡を保って 空間を埋める感じもイイ.
学術的な植物研究所は どこへやらと飛んでしまい、
世界のあちこちに行っては、
ついつい かたちの完成度に惚れ込んで、追いかけてしまうのが
PLANT/PLANTなのです.
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