Translate

7.19.2013

週末は百草へ



7月に入り、真夏日が続いていますが

夏休みの季節が近づき、どこかへ出かけたくなる気分もあるけれど・・・

賑やかな場所に行きたいわけではない。

そんなゆっくり派の方々へおすすめする、ギャルリ百草。

この空気感、古い木材の質感、土間のシンとした音、何ものにも代えられない

時間を過ごすことができる場所がここにはあります。



多治見の駅から車で山の中へ分け入っていくと

突然に現れる

大きなお屋敷。



門から続く、庭の敷石をたどると、

「開館」の札が掛けられた玄関へと着きます。





札に使われている板や、百草の表札の、そっけないたたずまいが、

むしろ屋敷の中に入る期待を膨らませてくれます。




100年以上前の、民家というよりお屋敷という方がしっくりくる、立派な古い家屋。

格子の窓、使い込まれた廊下の板材。

敷居をまたいで、何部屋もつながった畳の間は、何通りにも仕切ることができる。

その使い勝手の自由さと、考え抜かれた日本家屋の作りに関心せずにはいられないのです。




急な階段箪笥をワクワクしながら上がると、

2階には陶磁器作家やガラス作家による作品が展示されている。

巻物や衣類もまた、手仕事のゆっくりした佇まいをまとっていて

こんな暮らしでありたいと思わせるものが並ぶ。






ひとしきり、百草の空気に浸った後は、

カフェでゆっくり、

この後のプランを考えるのもオススメ。


大きな窓からお庭を眺めるのもよし、

カフェの中にもそこかしこに ”しかけ” があるので、

それをじっくり楽しむのもよし。


ついついゆっくりしてしまいますが、

百草のお庭に出かけることも忘れずに。










名残惜しみつつも、百草を後に、多治見の町へ戻ります―



百草への行き方
http://www.momogusa.com/out.html


0 件のコメント:

コメントを投稿