最初に、こんな麦畑の続く風景を見てしまったら
バーゼルはいったいどんな”村”なのかしら、と思われてしまいそうです。
ここはバーゼルの郊外。
市街地から少し自転車を走らせるだけで、
広い空の続く、美しい農村の景色が広がっていて、
気が付くと、フランスの国境も、ドイツの国境も、簡単に通り過ぎてしまう
そんな立地にバーゼルはあります。
そして、
ちょっと抜粋しすぎなチョイスの二つの建築。
一つは近代建築でも少し異質な、シュタイナー建築のゲーテアヌム。
もう一つは、現代建築のヘルツォーク&ドムーロンによるもの。
バーゼルの近郊には、見るべき建築が点在していて、豊かな経済と文化を感じます。
いい建築があるということは、もちろん、
いい美術もある、というのは定石です。
バーゼル市内だけでも、世界クラスの良い美術館が
3、4館あるというのは、街の大きさから考えたら驚異的なレベルの高さ。
特にこの6月のアートバーゼルの時期は
どの美術館も良い展示をしていて、全部は周りきれないほど。 なんと贅沢なことです。
さて、
街の中心に戻ると、
みんながイメージするスイスの雰囲気に近い、可愛らしい建物が並ぶ路地が続きます。
そんな路地の途中には・・・・
PLANT / PLANTをお取り扱いしていただいたショップの本店があります。
スイスらしい古い外観は残しつつ、
若い建築家が設計したモダンな店内に改装してあって、バーセルならではの雰囲気があります。
また来年もこの季節に、
PLANT/PLANTを紹介してもらうことをお約束して、お店を後にしました。
この街を去るのはいつも惜しいのですが、
今年もまた、やり残したことを心に残しつつ、また来年もと希望を抱いて日本に戻ります。
PLANT / PLANT
デザイナー
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