PLANT / PLANTにたびたび登場している
バーゼルは
時計、ジュエリー、アート、の世界的な展示会が開催されることで有名なスイスの街です。
6月はアートバーゼル、といって現代アートの展示会シーズンにあたります。
ヨーロッパ最大級、というより世界最大といえるこのアートの展示会。
いったいどんな展示会?
少し中に潜入してみようと思います。
あまりに大きな展示会なので、いくつかの建物に分かれています。
ここは『Unlimited』と呼ばれ、
その名の通り、制限なし、問答無用の巨大アートが展示されています。
アイウェイウェイ
ダンフレイヴン
スクリーンを設営しての映像作品も多く、会場のスケールが規格外。
この『Unilimited』を映像も含めて全部見ようと思ったら、1日めいいっぱい使うくらいです。
やっとたどり着いたメインの会場は、入口から大混雑。
みなさん開場する前の早朝に、コーヒーやシャンパンを片手に
まだか、まだか、とドアが開くのを待ちます。
開場と同時に、みなさんお目当てのブースへ向かいます。
お目当てのアーティストの作品があるひとは、特に、急がないと。
ここにあるアートは全て、売っているもの。
世界中からギャラリーが集まって、今一番いい、のってる、これからくる、アート作品を発表。
それを目指して、世界中のアート愛好家たちが買いに来るのです。
だから、みんな真剣。
売る方も、どうやって展示したらかっこいいだろう、と頭を悩ませ、
買う方も、どっちのアーティストにしようか、
大きな作品を1点にするか、小さいのをまとめて買うか・・・
お財布と相談しながら考えています。
名前は知らないアーティストだけど・・・
こんなのお部屋にあったらいいなー なんて思う作品から、
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誰の作品か分かりましたか?
上から、ピカソ、シャガール、カルダ―、ミロ、です。
もちろん、どれも買えますが、SOLD OUTのものもちらほら。
勇気を振り絞って、上質なスーツに身を包んだギャラリストにお値段を聞くこともできます。
ひとつ、いえることは、
”手に乗るほど小さくて可愛らしいカルダ―”で、郊外に家を建てれるくらい。
それでも、まだ、だれもが知ってるアーティストの作品が、
そのくらいで買えるなら、お得と考える人もいるでしょう。
どうです?この作品。
天井から、何かプラプラ吊られてるなーと思ったら・・・・
ホンモノのカタツムリでしたよ。
これなんて、
公園にあるすべり台で、つくりもののサケが血を流してしんでましたよ。
謎が深まるばかり。。。
この小さなガラスの箱も、有名なアーティストの作品ではありますが、
みなさん、この小箱を前に
どんな議論を交わされているんでしょうか・・・。
毎年、こんな光景がそこかしこに広がる、アートバーゼルなのでした。
ART BASEL 公式サイト
https://www.artbasel.com/
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