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10.31.2013

「植物と蝶 ちいさな祈り」 のためのキッズジュエリー



ふたたび、あのネックレスが登場します。



11月1日から始まる、クレマチスの丘のイベントが決まってから

集めに集めて、6ぴきのいもむしが見つかりました。


クレマチスの丘には、もともと3つの美術館がありますが、

そこに最近ビュフェこども美術館がリニューアルしました。


ベルナール・ビュフェの”ほんもの”の絵を見た先にある

こども美術館は、絵本や木でできた遊び場など、直に触って楽しいスペースが広がります。


「子どもの時から本物を見る機会を」という精神はとても共感します。

いつか、海外で見る美術館のように

ども連れでも来やすい美術館に日本もなると良いなとずっと思っています。



だから

この、”ほんもの”の美術館に来るラッキーなこどもへ、

6匹のイモムシ・ネックレスを限定展開します。



ちょっと大きなイモムシが4つ。

とってもリアルなコもいれば、





もはやイモムシなのか?

というコもいますが、そこはご愛嬌。

こんなコも、好きになってくれる子供が来るかもしれませんし。



小さなベビータイプも。


どれも贅沢に、K18ゴールドが使われています。

展覧会はクレマチスの丘・日本料理テッセンで開催していますので、

そちらにて販売しています。


開催期間
11月1日―12月25日
水曜定休
注)11/16、12/1、12/7は貸切のためご覧いただけません。
クレマチスの丘

http://www.clematis-no-oka.co.jp/

日本料理テッセン
http://www.tessen.jp/

PLANT / PLANT
www.plant-plant.jp

10.28.2013

ヨーロッパで最も古い温室 パドヴァ植物園 -Padva Botanical Garden, Italia-



北イタリアに位置するパドヴァは、ベネチアから30分ほどの車窓の旅だ。

9世紀には都市として存在し、13世紀に栄えた歴史を持つ、ヨーロッパの中でも特に古い街であり、

ヨーロッパ最古の植物園がある。





ウィーンの宮殿につくられた大型温室、ロンドンの大植物施設KewGardens、

そんな贅をつくした温室とは、ここは一線を画す。


いつの時代から水を吹いているのか、なんとも愛すべき噴水が出迎えてくれる。



眠れる森に彷徨いこんだか。

古い壁の割れから、太いツルを伸ばして自己の領域を拡張している植物たち。




そうかと思えば、もう誰も管理していないような、打ち捨てられた鉢の

苔の間から、謎の新生物かのごとく新芽をぴょんぴょんと生やして

ガラスの向こうから何やら主張している。








ヨーロッパ最古の温室、パドヴァ植物園。


このまま居たらきっと自分もあの時間の中に取り込まれてしまいそうな場所を、

惜しまれつつ後にする。




[ Orto Botanico 1545 ]
Padova Botanical Garden, ITALYA

http://www.ortobotanico.unipd.it/

10.27.2013

パリの切手市 人の想いが積もる場所



10月、ヨーロッパは確実に冬の季節へと入った候。

いつものルートとすこし変えて、パリの切手市へ出かけて行きます。


いくつかの蚤の市の経験から、こんな風に肌寒く冷たい雨の降っている日は

ストールが時間どおり出店しない、どころか、店主が来ないなんてことは

予想の範囲と思いつつ、寒さに小さくなりながら、

Franklin D. Roosevelt駅で地下鉄を降り、大きな公園のわき道を探す。

Avenue de Marigny、公園の外側にある歩道に、3軒のストールが出ていた。


全く開催していないことも想定していたので、3軒でも良しとし、宝探しの開始となった。




植物学、自然科学、宇宙科学、そんな分野の切手を探したいとテーマをもっていたものの、

そういう難しいことがストールの店主に伝わるわけでもなく。


ひたすらにぶ厚い、店主のコレクションの中から、見つけ出す。



これは、セットなんだよ、と身振りで教えてくれた。

木のシリーズと、花のシリーズ。


少し余分に購入したので、クリスマスのノベルティにしようかな、と帰りすがらに考えたりして。




これは、紙を三つに折って包んだだけの封筒。

赤い封蝋がついたものは少なく、ほとんどが一か所のりでポンっと留めてあっただけの

なんとも簡単な郵便です。

でも

そこには、その時代の質素さと、豊かさと、人の想いのやりとりが、ふわりと包まれているようでした。






パリの古切手市

木・土・日 のみ開催
最寄駅:Champs Elysées Clemencea
Avenue GabrielとAvenue de Marignyがぶつかる辺り

9:00-17:00と書かれていることが多いですが、天気や季節によると思います。
この日は14:00ごろに行きました。


PLANT/PLANT デザイナー

10.26.2013

「 なぞる TRACE - PLANT/PLANT - 」 泉イネ





PLANT/PLANTで、新しい試みが始まっています。

泉イネさんによる、小さな小さな展覧会がスタートしました。


まるで刺繍のように、端正で美しいペイントから紡ぎだす、イネさんの作品は、

PLANT/PLANTのジュエリーを作るために書き溜めた製図、デザイン画や

世界中で撮った温室の写真、その世界観のもっとも濃いソースをもとに制作されました。


まさに、ここでしかできない、小さな世界の詰まった展示なのです。





「図案」
a plan-Big Hoop-2013

3枚の連作はまさに、ジュエリーを完成させる直前の、詳細な数値や形状が書き込まれた製図が

そのまま作品として描かれています。

職人とのやりとりに必要不可欠な”書類”ともいえる図面が

まるでどこかの美しい設計図のように見えます。





「どこでもないどこか」
somewhere , nowhere




「草かんむり座」



どうぞお気軽にお店に足を踏み入れてみてください。




『なぞる TRACE - PLANT/PLANT -』
泉イネ


期間
2013  10/25  -  12/26

場所
〒154-0001
世田谷区池尻2-7-12 1F
03-5779-6063

営業時間
13:00 - 19:00  火・水 定休日

web

10.05.2013

10月の営業日



10月にはいると、途端に肌寒くなってしまいました。

あっというまの一年、なんていうことばがちらほら聞こえ始めてきます。

この冷たい雨も重なって、お部屋でじっとしながらも、なんだか妙に時間が惜しく感じる、

そんな季節です。



さて、10月のPLANT/PLANTは臨時休業があります。

ご来店の際はご注意ください。

デザイナーがヨーロッパ出張となりますので、オーダージュエリーのご相談も

10月6日―19日のあいだはお休みさせていただきます。





10月14日は祝日で、近くの世田谷ものづくり大学では恒例の

世田谷パン祭りが開催されるようです。

http://setagaya-panmatsuri.com/


小学校の体育館に出店する、パン屋、パン屋パン屋・・・・の壮観な図は必見の価値ありですが

行ったら最後、パンを買わずにはいられなくなりますので。買いすぎにはご注意を。



PLANT/PLANTではユーカリの実を生けて、冬支度してお待ちしております。